私は長年、母と私の関係に疑問に思いながら生きてきました。今回はその長年の疑問を形に表したものになります。

 

 私は両親の離婚をきっかけに母に会えなくなりました。日本の離婚率は30%で3組に1組が離婚するという計算だそうで、その離婚原因は、1位が性格の不一致、2位が金銭問題だと言われています。私の両親の場合は後者でした。

金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、私の両親はお金という一般的な問題が原因で離婚したのですが、それだけでは終わりませんでした。

 

 

 離婚する際に「上の子(私)はいいです、お金がかかるので。下の子は私が育てます」と母はお金を理由に、私を捨て下の子を選んだのです。

 

 

 母と会えなくなって早10年、私にお金という問題がなければ今も母と会うことができていたのだろうかと、考えることがあります。

 

しかし、そこには親子の愛は存在するのだろうか?

これは健全な人間関係と言えるのだろうか?

そもそも私の家族がこのようになってしまったのは本当にお金だけの問題だったのか?

本当は何が原因だったのか?

どこで、だれが間違えてしまったのだろうか?

そして、お金の問題を解決さえすれば人はまた関係を再構築することができるのか?

 

 

 これらの問いの答えは今もわかりませんが、少なくとも母に対して言いたいことは「これを愛と言うなら私は全力で否定する」これだけです。

 

 そして最後に、大学生から今に至る8年間の表現の変化も一緒にお楽しみいただけると幸いです。

 

 

 

2020/06/11 よしだ智恵